「藤見よいこ/ふたりじめ 戦国夫婦物語」
・出版社 実業之日本社・全1巻(A5版)
・出版年 2014年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史
・おすすめ度 ★★ 7組の夫婦の恋物語。
織田信長と濃、明智光秀と煕子、柴田勝家とお市、細川忠興とガラシャ、立花宗茂と千代、前田利家とまつ、豊臣秀吉とねね。
武将には、妻にしか見せない素顔がある。戦国の世を駆けぬけた、7組の夫婦の恋物語。
「ふたりじめ 織田信長と濃」 うつけと呼ばれる信長に嫁いだ濃
「ふたりよがり 明智光秀と煕子」 煕子は、あることを光秀にすすめる・・・
「ふたりあるき 柴田勝家とお市」 柴田勝家と再婚することになった信長の妹・お市。
「ふたりがてん 細川忠興とガラシャ」 似合いの夫婦だったが、本能寺の変ですべてが変わり・・・
「ふたりずもう 立花宗茂と千代」 千代と宗茂、不器用なふたりは互いに衝突する。
「ふたりばみ 前田利家とまつ」 まつは幼いながらも叱咤激励をして夫を送り出す。
「ふたりぼっち 豊臣秀吉とねね」 秀吉をずっとそばで支えてきたねねは優しく見守る。
有名なエピソードを中心にコミック化した作品でお話としては面白い作品(ドラマCD化されてるそうです)ですが、逸話ベースで、実際には・・・というお話が多い。
読んでいた感じたのは綺麗すぎる事で、短編だから仕方ないのもありますが、光のあたる部分だけしか描かれておらず、陰となるような不都合な部分がカットされているのが残念。
絵とお話は男性向きではないですが、作品の切り口としては非常に面白く一読の価値はあると思います。
「藤見よいこ/ふたりごと 戦国夫婦物語」が出ております。