「小山田いく/合歓リポート」
・出版社 秋田書店・全1巻(新書版)
・出版年 1992年
・掲載誌 週刊少年チャンピオン
・入手度 普通
・ジャンル 動物 ホラー 自然
・おすすめ度 ★★☆ 環境問題を描く。
少し臆病な中学2年生・小春日合歓。友達から 草食動物並みって言われるくらい臆病です。でも臆病だから自分のまわりの変化に気づくことも多いんです。
これからのわたしたちの世界がどうなっていくのか・・・臆病な目で見ていくことにしているんです。
これからのわたしたちの世界がどうなっていくのか・・・臆病な目で見ていくことにしているんです。
小春日合歓(ねむ) 草食動物並みって言われるくらい臆病な14歳。
合歓が遭遇する様々な事件を通じて社会問題を提起する作品。
幼馴染の命日に起った事件は・・・
この回では酸性雨について描かれ、問題提起がなされております。
ゴミ問題・・・今はこの時よりも更に深刻のようです。
回り回って人の体を蝕んでいくのですが、解決策なく海は汚れるばかり・・・
飢餓問題
全6話で、1話完結でお話が進んでいきます。
以前紹介した「フォーナが走る」に近い作風ですが、本作はアクションの要素はなし。
この頃問題視され始めた(現実的には現在もですが)環境問題をテーマとした作品で、酸性雨、ゴミ問題、温室効果、飢餓問題などが取り上げれております。
作中ではミステリーやホラーの要素も描かれており、これ以降の小山田作品のの原形的な作品に仕上がっております。
参考記事