「江坂杏/マンガで読み解く 真田幸村と真田丸」
・出版社 ファミマ・ドット・コム・全1巻(大型本・ムック扱い)
・出版年 2015年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史
・おすすめ度 ★★ 初心者向け。
戦国武将・真田幸村。本書は戦国武将の中で も人気の高い真田幸村を中心に幸村の父・昌幸、幸村の・信之を加え真田一族の生き様をマンガと解説文、コラムで描いた作品。
真田昌幸、真田信幸、真田幸村(信繁)の3人を中心に描かれます。
主家・武田家の滅亡し、北条~徳川~上杉と主家を変え戦国の世を生きる真田昌幸。
第一次上田合戦 徳川軍7千に対し真田軍2千人。
寡兵でありながら徳川軍を打ち破った真田昌幸。
犬伏しの別れ
どちらが勝っても真田家を残す為に昌幸と幸村は豊臣方へ、信幸は徳川方へと味方する事に。
第二次上田合戦 徳川軍3万8千に対し真田軍3千
再び寡兵で徳川軍を打ち破る昌幸だったが、関ヶ原の戦いで石田三成が破れてしまい、徳川軍の足止めが無駄となり、徳川家康に降伏。
紀州高野山へ配流され、昌幸はこの地で死去。
真田幸村が大坂城に入城したとの報に動揺する家康。
もっとも真田を評価していたのが家康で、3たび相対する事となる。
大阪冬の陣での真田丸攻防戦
圧勝するも、和睦により真田丸は破却され、大阪城の堀も埋め立てられてしまう。
大阪夏の陣
打つ手なしとなり、家康の首ひとつを目指し突進する真田幸村・・・
多数の漫画家で描かれるコンビニコミックと違い、一人の漫画家によって描かれ絵に統一感があるのが良いのですが、絵はちょっと雑。お話は重要ポイントをきっちりと押さえており問題なし。
ただこの作品ならでのウリがなく凡庸な印象を受ける作品
今更な感もありますが、当時手が回らなかった作品を拾い集めております。ただこの時に出た真田関連の作品は粗雑乱造という言葉がピッタリで本作も出来はあまり良くなく超初心者向けの作品。