「本田恵子・山下由美/ひまわりと子犬の7日間」
・出版社 集英社・全1巻
・出版年 2013年
・入手度 容易
・ジャンル 動物 ドラマ
・おすすめ度 ★★☆ コミック版。
ある日、神崎彰司が働く保健所に、母犬と生まれたての子犬たちが収容された。規則で決められた収容期間は、たったの7日間。子犬を必死に守ろうとする母犬の姿に、母子の命を守りたいと奔走する彰司だが、期限日は刻一刻と近づいてきて・・・
映画のコミカライズ版で実際の題材を元にした作品。殺処分するまでの期間はたった7日間・・・人間の都合で処分されていく母子犬を守ろうとする主人公とその子供が描かれます。
主人公・神崎彰司は保健所の職員で、犬たちを救おうとする。
保健所で保護できる期間は7日間。この期間内に飼い主が見つからないと・・・
殺処分されることに・・・
母犬と生まれたばかりの仔犬を保護するが、命の期限は7日間。刻一刻と時間が経っていく・・・
映画版は見ておらずなのでコミック版だけの感想ですが、誰にでもおススメできる作品で、特に動物を飼おうとしている人におススメしたいです。子供が読んでも十分理解できる作品。
犬に限らずですが動物が可愛そうよりも、人間のエゴの凄さを感じてしまいます。自分で殺処分するのは出来ないけれども、(結果的にそうなる事が判っていても)自分が手を下さない、見なければ命を奪う事ができてしまうんですよね。