原題・「Bottle Rocket」・1996年・アメリカ
監督・ウェス・アンダーソン
●あらすじ
アンソニーは、変わり者の相棒ディグナンが考えた強盗計画を手伝うことに。
ディグナンは大泥棒ヘンリーの助けを借りてその道のプロを集め、ターゲットの場所へ首尾よく乗り込むのだが、そこで思わぬ展開に・・・
●感想・・・観たのは初めて
ウェス・アンダーソン監督の商業映画デビュー作。
B級というか自主制作映画なノリな映画。ジャンルは、かなりゆるいクライム・コメディ。
興行的には大失敗で、試写会の途中で客が帰っていったという伝説(?)があるようです。
本作以降のウェス・アンダーソン作品と比べるのは、ちょっと酷すぎかも。低予算で役者が雇えず、映画出演の経験のないウィルソン兄弟を主演に起用したそうです。
意外に高評価な作品ですが、知らずにこの映画を観た人の評価でなく、この映画をある程度判って観た人の評価が反映されているかだと思います。
ウェス・アンダーソン作品、ウィルソン兄弟出演作品を全部観たいファン以外にはおススメできず。
●ウイルソン兄弟共演作
次男・オーウェン、三男・ルークは本作がデビュー作。
本作には既に役者として活躍していた長男・アンドリューも出演しております。3人揃っての出演は珍しく(2人の共演作品は多い)貴重。
仲のいい兄弟のようで、3人でのショットがたくさん残っております。