「長谷川哲也・宮本昌孝/陣借り平助」
・出版社 リイド社・全2巻
・出版年 2011年~2012年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代
・おすすめ度 ★★☆ 歴史漫画ファンにおススメ。
時は戦国、将軍・足利義輝をして「百万石に値する」と言わしめた若き武人・魔羅賀平助は、愛馬・丹楓と共に気ままな旅を続けていた。天下の諸侯が召抱えたいと欲するが、いかなる大名にも仕えず自らの意志で必ず弱き陣に加勢する、それが陣借り平助の流儀・・・
宮本昌孝の小説を劇画化した作品で架空の主人公が、戦国時代の実在の人物と絡みます。作風的には花の慶治あたりに近いと思います。
主人公・魔羅賀平助、別名陣借り平助。弱い陣の加勢するのを常とする武人。
戦の時以外には乗らず、鞍や武器も平助が背負って運ぶほど大切にしている愛馬・丹楓。
主人公は架空の人物ですが、作品内には歴史上の人物が数多く登場します。
織田信長・桶狭間の戦い
上杉謙信・小田原包囲
山本勘助・第四次川中島の戦い
この他にも浅井VS六角の野良田の戦いなども登場します。戦国時代漫画を読みなれている人におススメな作品です。