「あさいもとゆき/ファミコンロッキー」
・出版社 小学館・全8巻(新書版) 朝日ソノラマ・全2巻(B6版)
・出版年 1985年~1987年
・入手度 難
・ジャンル ファミコン ゲーム ドラマ
・おすすめ度 ★★ 当時ファミコンにハマった人には+★★
ファミコンロッキーこと轟勇気。得意技は必殺五十連打だ!リセット現金のファミコンバトル数々!今ここにその火蓋が切って落とされる。果たして君は、ファミコンに命を燃やせるか?
当時コロコロで連載していたのは知ってはいたのですが、既にこの頃は読んでおらずで、この作品もチラチラっと読んだだけでした。世代的には現在30代後半ぐらいの男性がストライクゾーンなんじゃないかと思います。
主人公・轟勇気(ファミコンロッキー) ファミコンに命を賭ける男・・・
数々の必殺技を駆使しますが、連打のみで、連打するスピードが速い=高得点な流れ・・・
都市伝説状態になった数々の裏ワザですが、実際には存在しない物が多いそうです。
この作品毎話のようにパンチラのサービスシーンがあるのですが、パンチラどころではない時もありました。メインの購読層が小学生だったことを考えるとかなり過激?だったのかも。
今読むとツッコミどころ満載な作品。ネットなんてない時代で、本に書いてある事は全て真実だと思っていた子供が、裏ワザを出そうとして・・・出版社への問い合わせで電話がパンクしたとか嘘か真かは判らないようなネタが多い作品でした。
オリジナルの新書版で状態の良い物を探すとなると相当な根気と資金が必要。朝日ソノラマ版はページ数が700ページを超えるのがネックで背割れしている物を何度か見かけており買う際には注意が必要。解説インタビューや裏技コラムが収録されておりおススメです。