「Blades of Glory」・2007年・アメリカ
監督・ウィル・スペック
●あらすじ
マッチョで派手な演出を売りにしているフィギュアスケーターのマイケルズと、繊細なナルシストのマッケルロイは世界選手権で同点1位となり、表彰台で大乱闘を繰り広げてしまう。
2人は男子シングル部門から永久追放の裁を受けるが、男子ペア部門での復活に望みをかけペアを組みスケートリンクに上がることになるが・・・
●感想・・・観たのは初めて
アメリカでも日本でもヒットしたスケート・コメディ映画。馬鹿馬鹿しくも面白いでハマりました。
スポ根漫画的展開と濃縮した笑いをギュッと詰め込んだスポーツ・コメディ。
本作の良い所はお話の良さや、出演陣の好演もですが、今まで取り上げられてこなかったフィギアスケートのコメディ作品というのが大きく、初めて見る笑いの要素が新鮮でした。
男二人ならではの新技(?)
これは流石に・・・誰しも思い浮かばなかった男二人による、フィギュアペアという設定だけ笑え、この設定のおかげで数々の笑いのネタに繋がっております。
●ウィル・フェレル
最近作品を観たおしているのですが、観た中では本作が一番万人向けですが、相変わらずあの濃く圧迫感のある笑いは健在。
ウィル・フェレルらしい傲慢かつ、お馬鹿さが良いです。
本作を面白いと思った人にはウィル・ファレル主演のスポーツ・コメディ「俺たちダンクシューター」もおススメ。
●ジョン・ヘダー
久々に観たで、「バス男」(今はナポレオン・ダイナマイト)を観た時以来。
本作ではウィル・フェレルとのコンビがハマり役すぎで、ジョン・ヘダーなくして本作のヒットはなかっただろうなあと思うばかり。
ウィル・フェレルの存在が強烈過ぎて、共演者の印象が薄くなりがちなのですが、本作のジョン・ヘダーは、ウィル・フェレルとはまったく異なったキャラクターで存在感を示しております。
●エイミー・ポーラー&ウィル・アーネット
ライバル役のウォルデンバーグ・ペアを好演。この二人役柄は双子ですが、実生活では夫婦だった頃で、息の合った演技が良いです。
エイミー・ポーラーは意地悪な役がハマりすぎ。