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サンキュー・スモーキング

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Thank You for Smoking」・2005年・アメリカ

●あらすじ
タバコ研究アカデミーのPRマン・ニック・ネイラーは、厳しさを増すタバコへの攻撃をかわすため連日マスコミの矢面に立って戦い続ける業界の顔。
パッケージにドクロマークを、と息巻くフィニスター上院議員は目下最大の懸案事項だった。

ニックは映画を使ってタバコのイメージアップを図る「スモーキング・ハリウッド作戦」の指揮を任される。一人息子のジョーイを連れ、ロサンジェルスへと渡ったニックは、さっそくハリウッドの大物エージェントと面会、タバコPRのための映画の企画を話し合うが・・・

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●感想・・・観たのは初めて
面白いの一言に尽き、アーロン・エッカートがハマり役すぎ。
喫煙の有無に関係なく楽しめますが、(ある程度時代を遡って)社会における煙草に位置付けが判る人向け。若い人で非喫煙者の人には、ちょっと判りにくい内容かも。

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日本ではなじみが薄いロビー活動ディベート描かれており、主人公・ニックは都合のいい事は目一杯アピールし、都合の悪ことは反論、話をすり替え、業界の利益を論戦で守ります。


ここ最近70年代~80年代の映画を観る機会が多かったのですが、今の映画と違うのは喫煙シーンの多さ。まあスパスパ吸いまくりで、時代の違いを感じるばかりでした。
このあたりは、この映画で描かれる「スモーキング・ハリウッド作戦」そのものなのかも。

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煙草業界、銃業界、アルコール業界のPRマンたちによる食事会では、どの業界が一番人を殺しているか?などのブラックすぎるネタが・・・

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煙草のパッケージに毒&髑髏マークを・・・ちなみに煙草、パッケージ、海外とかで画像検索するとこれより凄いパッケージがたくさん出てきます。

子供の頃、電車で喫煙可能で煙い思いをしたのをよく覚えております。国鉄(現JR)の車両には灰皿が設置されており、病院とか映画館でも喫煙可能・・・喫煙者優先というか吸ってない奴は我慢しろぐらいの時代でした。

●豪華出演陣
J・K・シモンズ、ロバート・デュバル、サム・エリオット、ウィリアム・H・メイシー、ロブ・ロウ、ケイティ・ホームズ、マリア・ベロ、デヴィッド・ケックナーなどなど、名優個性派俳優が脇を固めております。


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