「S.W.A.T.」・2003年・アメリカ
監督・クラーク・ジョンソン
●あらすじ
悪名高き麻薬王がLAで逮捕された。詰めかけた報道陣に高らかに宣言する。「俺を逃がしてくれた奴に1億ドルを払う」と。
380万人のLA市民が注目するかつてない護送劇が始まる。たった6人のS.W.A.T.がこの困難なミッションを実行する。
●感想・・・観たのは2度目
TVドラマ「特別狙撃隊S.W.A.T.」のリメイク。オリジナルを観てなくても、ある程度の年齢ならばこのテーマ曲は聞いたことがある人は多いのではないかと思います。
オリジナルは数話観たような記憶があるのですが、子供の時なのでまったく覚えておらず・・・
時代設定の変更以外は比較的オリジナルの設定を継承しているようですが、キャストは異色で、ホンド(ダン・ハレルソン隊長)役がサミュエル・L・ジャクソンなのは今の時代ならではかも。
前半がSWATの新チーム結成と訓練、後半があらすじにもある麻薬王の護送任務で、派手な市街戦が繰り広げられます。
お話の流れがよく、オリジナルを観てなくても楽しめる構成になっております。
●映画と日常の境目がなしの銃社会
本作に描かれるほど大規模でないけど銃撃戦は日常茶飯事な国・アメリカ。どう考えても守るための銃よりも誰かを傷つける為の銃のが多いのに、未だに規制できない国。
アメリカ映画や音楽は好きだけど、国としては好きになれないなあと思うばかり・・・