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映画感想 隣のリッチマン

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Envy」・2004年・アメリカ

●あらすじ
ニック(ベン・スティラー)とティム(ジャック・ブラック)は、同じ職場で働き、家も近所の親友同士。
ある日、空想家のニックがペットのフンを消すスプレーを発明、商品は飛ぶように売れ、瞬く間にニックは大富豪に。
ニックの成功に嫉妬したティムは、混乱し妻に別居され、職まで失ってしまい、バーで会った男の誘いに乗りニックの家庭を壊そうと画策するが・・・

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親友で同じ会社に勤める二人は一緒に出勤

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ある日ティムはう○こを消すスプレーを開発。これが大ヒットし大金持ちとなる。

●感想・・・観るのは初めて
本作は日本では劇場未公開だったそうです。監督と出演俳優を考えるとちょっと意外でしたが、判りやすい直球なコメディじゃないと日本ではダメと判断されたのかも。
出演者を見て笑おうと思っていた人はかなり肩透かしを喰らったのでは?

「隣の芝は青い」まさにこの一言で、見ず知らずの人の成功はさほど気にならないけど、なまじ近くにいる人や同年代など同じ境遇の人の成功は気になるどころか、その成功は嫉妬の対象。

誰しも幼き頃に近所の○○さんは一流大学に入学・・・○○さんは一流会社に就職したのに、自分は・・・のような経験があるはずで、本作を見ると笑いもですが、考えさせられる事も多いです。
ある面そういう感情を抱かずに生きてこれた人は幸せなのかも。

憎しみまでいかないまでも、嫉妬は誰にでもある感情で、そんな嫉妬心を持つ自分にウンザリする役どころをベン・スティーラーが上手く演じております。

●バリー・レヴィンソン
今回本作を見てみたいと思った最大の理由が監督がバリー・レヴィンソンだから。監督作品は「グッドモーニング, ベトナム」、「レインマン」、「バンディッツ」などで、心に残った作品が多いです。

俳優の組み合わせからは爆笑物のコメディを想像していたのですが、監督のカラーから考えるとコメディ一色ではないだろうと思っておりました。

●ベン・スティラー&ジャック・ブラック
今年は出演作を観る機会が多そうな二人で、ちょっと楽しみ。


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