1984年・アメリカ
監督・ウォルター・ヒル
●あらすじ
エレン・エイム(ダイアン・レイン)が地元での凱旋ライブ中にストリートギャング・ボンバーズに拉致される。彼女の大ファンのリーヴァは弟トム(マイケル・パレ)に助けを求める。
トムはボンバーズのアジトを急襲し、エレンを救出。 トムとエレンはかつて恋仲だったが、エレンが歌手を目指すために心ならずも別れていた。
救出をきっかけに再び心が揺れ、二人の間にふたたび愛の炎が燃え上がるが・・・
●感想&サントラ
TVでの放映を含め十回以上見た映画。
当時も今も見て思うのは画面が薄暗い映画。
夜のシーンやコンサートが多いからですが、舞台が高架下の街なので、暗い印象に結びついております。その対比としてネオンや人の輝きが映える映画かも。
正直どこにでもありそうな単純なお話なのですが、絵と歌と人が上手く絡み合っており、印象に残る映画。今なおファンが多いのがうなづけます。
この頃の映画はまずサントラありきで、当時のMTVで「Tonight Is What It Means To Be Young」が、オンエアーされており、映画を観る前にサントラを購入し、後にTVで吹き替え版を見ました。
●マイケル・パレ
この頃多かった筋肉隆々のマッチョで男臭ささ、あふれるアクション俳優とは違い、やさ男風でクールかつニヒルなマイケル・パレは異色な存在でした。
一騎打ちのシーンの後に役目を終えた後に、身を引き去っていく姿は恰好よすぎ。
本作があまりにもハマり役だったからなのか、これ以降の作品でマイケル・パレを映画で見る事がなかったのが残念でした。
機会があれば、マイケル・パレが出演している作品を見てみたいと思います。
オフショット ダイアン・レインは歌姫としては綺麗すぎというか、女優だなあと思うばかり。
●ウィレム・デフォー
この頃はデフォーの存在を知らずでした。本作での敵役はまさにハマり役で、狂気というよりは病的な演技が印象に残りました。
デフォーが出演した作品は結構見ており、また触れる機会があると思います。
●どうでもいい話
久々に吹き替え版で観たかったのですが、残念ながら手持ちのDVDには吹き替えはナシ・・・
最近発売されたブルーレイVerにはTV版吹き替えが収録されているようです。
TVでの吹き替え版ではマイケル・パレ役は池田秀一で、もう一度見たい吹き替えだったりします。
まったくもってして参考にならない映画レビューですが、とりあえず見てその時思った事と、昔見て思った事を織り交ぜながら書いていきたいと思います。
参考記事