「どおくまんプロ/爆裂GONG」
・出版社 徳間書店・全1巻 (B6版)
・出版年 1994年
・掲載誌 -
・入手度 普通
・ジャンル プロレス/格闘技 ギャグ
・おすすめ度 ★★ かんのんじ。
浪花のプロレスの一番星、不死身の怪物エース・嵐海象がリングせましと大暴れ!汗が飛ぶか血が飛ぶか!?試合開始のゴングが鳴る!
大阪のプロレス団体・WOW(レッスル・大阪・ウェービング)
WOWのエース嵐海象
試合シーンはギャグ率が高くプロレス漫画として読むにはちょっと辛いかも。
どおくまんらしいと言えばそれまでですが、技の掛け合いなどは描かれておりません。
どこかでみたようなプロレスラーがモデルとなっているのはお約束。
タマゴの皮膜で止血・・・これは実際にある治療法だそうです。
先輩レスラーにこき使われたり、入場時や場外乱闘で体を張る若手レスラーが描かれます。
大物レスラーの引き抜き、新団体設立などこの頃のプロレス界が描かれます。
↑のコマはまさにで、団体が分裂し数多くの団体が設立されたのですが・・・量の増加は質の低下を招き、質の低下はファン離れをまねき、この後プロレスは冬の時代へ突入。
どおくまんプロらしい作品ですが、往年の作品に比べると厳しいかも。ただし当時を描いたプロレス漫画としては出来が良くおススメです。