「平松伸二/戦国SANADA 紅蓮隊」
・出版社 日本文芸社・全3巻 コンビニコミック有
・出版年 2009年~2010年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代
・おすすめ度 ★☆ 歴史漫画ファンより平松伸二ファン向けの作品。
戦国の世を駆け抜けた熱き漢の生き様がここに!痛快真田幸村伝説開幕。こんな幸村・・・見たことない!乱世に輝く紅蓮と魂。
本能寺の変から、第一次上田会戦までが描かれるのですが、たぶん打ち切りで後半は駆け足でお話が進みます。
真田幸村 後ろにいるのは猿飛佐助で、これから真田十勇士を見つけていきます。
前半ではあまり描かれる事のない神流川の戦い(滝川一益VS北条)や、川中島の戦い(北条VS上杉)が描かれており歴史漫画としていい感じだったのですが・・・
お話は何故か忍者バトル路線に・・・物語の最後までこの路線で描かれます。
平松キャラと言えば癖のある悪党で、本作も敵方となる徳川家康やその他武将は極悪テイストになっております。明智光秀と信長はもう人間とは思えず・・・
逆に味方となる上杉景勝や直江兼続はハンサムで非常に判りやすくはあるのですが、ちょっとやりすぎかな。
歴史漫画というより戦国時代が舞台の平松アウトロー作品。平松伸二ファン向けの作品。