「小林よしのり・古館伊知郎/おーっと、フル・タッチ!」
・出版社 光文社・全1巻(B6版)
・出版年 1984年
・掲載誌 月刊ジャストコミック
・入手度 やや難
・ジャンル プロレス/スポーツ ギャグ
・おすすめ度 ★★★ 第一部完。
漫画界唯一(!?)のプロレス実況漫画!古館伊知郎、小林よしのり、両者のプロレスに対する並々ならぬ情熱が込められた異色作品。
物語はここからスタート
この試合というかマイクパフォーマンスはなんとなく覚えておりました。
正規軍VS維新軍の戦い
長州の新日から離脱の頃までが描かれております。
古館伊知郎と言えば、あの独特に実況で、本作でも名フレーズ、迷フレーズの実況が繰り広げられております。
アンチ古館も多く、そのあたりの事も描かれております。
古館伊知郎はえこひいきというか、(自分の)人物の好き嫌いを、そのまま実況しており、猪木=神扱い、アンドレ=ウドの大木くらいの落差のある解説をしてました。
本作はギャグてんこ盛りの作品となっており、ここからはお下劣ネタを含みます。
ど----もすいませ--んもこんなギャグ顔
猪木のパンツを被りながら実況・・・
プロレス・スーパー列伝のような、展開で描かれます。
前代未聞のオ○ニー実況・・・
これまたプロレス・スーパー列伝風で面白すぎるエピソード。
濃すぎるプロレス実況コミックですが、この時代にリアルタイムで見ていた人には超おススメです。
ギャグ色が強い作品ですが、押さえるべきところはキッチリ押さえております。
残念なのは描かれている期間が短すぎる事ですが、この短い期間に色々あった激動の新日本プロレスが描かれております。
この作品を読んだら久々に「プロレスラー・スーパー列伝」が読みたくなりました。