「石橋雅人・美斉津二郎/栄光に挑んだ男たち」
・出版社 交通タイム社・全1巻(A5版)
・出版年 1998年
・掲載誌 オートコミックGT
・入手度 やや難
・ジャンル ラリー/車
・おすすめ度 ★★☆ WRC。
スバルはモータースポーツの最高峰WRCに世界一を求めた。地球上のあらゆる道で、市販車ベースのマシンが競い合うWRC。
そこでの勝者こそ世界一といえるからだ。スバルはWRCに理想の走りを追い続ける!
1990年 レガシィで挑んだ初年度は悪戦苦闘の日々。
1991年にコリン・マクレーがチームに加わる。
BATタバコをメインスポンサーに獲得。
青地に黄文字の555はデザイン的も素晴らしく記憶に残っております。
煙草ロゴ問題が問題になる前の作品なので、実車同様に煙草ロゴが描かれております。
1993年 ライバルを打ち破り、WRC初優勝!
レガシィからインプレッサへチェンジしスバルの快進撃が始まる。
1994年 カルロス・サインツがドライバー。
息子はF1ドライバーのカルロス・サインツJrでこの年に生まれております。
1995年 ドライバー部門(コリン・マクレー)、マニファクチャラーズ部門で年間タイトルを獲得。
1996年~97年マニファクチャラーズ部門で年間タイトル(この作品で描かれているのはここまで)。
1990年~1997年までのスバルがWRCにチャレンジし成功する姿が描かれた作品。ラリー漫画は非常に少なく貴重な作品。
WRCと聞いてすぐに判る人向けな作品ですがスバル車ファンの人にもおススメです。
90年代のWRCは日本車でなければ勝てない時代でしたが、00年代以降は各社が撤退・・・
スバルのディラーでも配布されていたような記載がネット上で書かれており、この頃はこの本がいい販促ツールだったのかも?