「青柳裕介/鬼の武吉」
・出版社 光文社・全1巻?(未完?・B6版) さくら出版・全2巻(B6版)
・出版年 1987年
・掲載誌 -
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史
・おすすめ度 ★★ 村上武吉。
毛利と陶の決戦の火ぶたが切られようとする今、海賊の頭・村上武吉が暴れまくる!
毛利元就と陶晴賢の決戦・厳島の戦いが描かれます。
毛利に味方する村上武吉
嵐の中厳島の陶軍の背後に上陸。
奇襲となり陶軍は敗走・・・
陶晴賢は討たれ(史実では自刃)、陶家は衰退。
ここまでが第一部で、厳島の戦い以降は武吉の青年時代が描かれます。こちらはいかにも漫画な内容なので歴史漫画ファンにはちょっと厳しいかも。
これを描くならば厳島の戦い以降を描いて欲しかったと思うばかり。
能島村上水軍の大将・村上武吉を描いた作品。現在好評連載中の「吉田史朗/村上海賊の娘」(原作・和田竜)の主人公・景の父親と書いた方が漫画好きには判りやすいかも。
今回最後まで判らなかったのが、光文社版が全1巻なのか全2巻なのか判らずで、データ上には全2巻なのですが、調べてみると2巻が出た形跡がなく詳細解らず。
さくら出版社版は全2巻で本編に短編「突堤の帝王」、「メンソレの涙」、「ポチの周辺」を収録。