「山内繁利/まるでシンデレラボーイ」
・出版社 講談社・全3巻(新書版)
・出版年 1989年~1990年
・掲載誌 月刊少年マガジン
・入手度 普通
・ジャンル ラブコメ 学園物 ソフトH
・おすすめ度 ★★ 女装男子&百合作品。
ボクシング部2年の咲田悠は、学校の外では性別を偽り、幼い頃から女の子モデルとして嫌々ながら活躍中。アメリカ帰りの転入生・一条美緒もモデルだったから、さあ大変。美緒を好きになっていく悠の女の子同士(?)の恋の行方は・・・?
高校2年生の咲田悠(♂)には、ある秘密があった・・・
男なのに女性モデル・咲田ユウとして仕事をしていた!
街で偶然出会った少女は・・・帰国子女・一条美緒だった。
美緒はモデルの卵で、日本でも活動し、女性モデル・咲田ユウの存在を知る。
悠は双子の妹がいると美緒に嘘をつき誤魔化そうとするが・・・
同じ女性モデルとして一緒にいる二人に様々な難関が降りかかり秘密がばれそうになる。
女子プロに挑戦で、お約束の展開に・・・この頃のソフトH作品ならでは。
こんなハプニングもあり二人の恋の行方は・・・
ネタというか設定的には馬鹿馬鹿しいのですが、単純でありえないからこそ漫画にしやすく、ソフトHの要素をちりばめながらラブコメディが描かれます。
この頃は(性的)表現に規制が掛かっており、これ以前の作品に比べるとかなりソフトな内容。
当時読んだっきりで、すっかり忘れてましたが、20ン年ぶりに読んでも意外に楽しめました。
2巻巻末「ムーンライトKAGUYA」、3巻巻末「恋するSNOWホワイト」を収録。