「ケン月影・宮崎克/真田戦国史 比興の者」
・出版社 秋田書店・全2巻（未完） コンビニコミック有
・出版年 2006年～2007年
・入手度 普通
・ジャンル 歴史
・おすすめ度 ★★ 真田戦国史。
信濃の小豪族である真田氏にとって乱世を生き延びる事は容易ではなかった。戦国乱世において真田氏が生き延びた理由とは・・・豊臣秀吉に表裏比興の者（謀略に長けた喰わせ者という意味）と評された謀将・真田昌幸物語。
真田家を取り扱った漫画は数多う、そのほととんどが大阪夏の陣で劇的な最後を遂げた真田幸村の物語ですが本作は漫画では珍しく幸村の父・真田昌幸が主人公の作品。個人的にはいかにも曲者、喰わせ者の昌幸の方が好きだったりします。
初陣は第四次川中島の戦い。武田信玄の近習。
信幸と幸村
長篠の合戦で兄二人が討ち死にし、昌幸が真田の家督を継ぐことになる。
武田滅亡後は信長に降伏するが・・・
本能寺の変の真っ最中で終了してしまい未完作品。上田ヶ原の戦いぐらいまでは続いて欲しかったなあと思うばかりです。
2015年にコンビニコミックが発売されているようなのですが、収録内容は判らずですが、タイトルから察するに本作に収録されている内容と変わらないようです。