「弘兼憲史/島耕作の優雅な1日」
・出版社 講談社・全1巻
・出版年 1996年
・入手度 普通
・ジャンル 映画 グルメ
・おすすめ度 ★★ 面白い作品ですがファン向け。
グルメで映画フリークを自称する著者が、島耕作と一緒に新作映画と話題の料理店を紹介する、イラスト入り評論作品。高級感あるレストランからラーメン屋まで様々な食事を紹介。島耕作と弘兼憲史の凸凹コンビの軽妙な掛け合いが愉快で、特に歯に衣着せぬ映画評は読み応えバツグン。
島耕作と著者の弘兼憲史が、映画を見てその後食事に行く1日が描かれおります。勿論映画に対する批評と、料理に関するウンチクが語られます。
凸凹コンビの一日の流れは・・・
まず映画。試写会がほととんど。この回はプラトーンで、映画に関する批評が記されます。
そして食事へ、食べ物に関するウンチクが数多く語られます。
映画で気になったのはスタンド・バイ・ミーの回。この他にもアンタッチャブル、セブン、危険な情事、摩天楼はバラ色に、ヒート、ラジオ・デイズなどが登場します。
料理店はかなりの数が閉店しているのですが、気になったのは・・・ラーメン二郎! この作品の中では一番安いのではないかと思いますが、一番気になるお店です。
問題があるとすれば、情報がかなり古い事で、映画は1986年~1987年の物がほととんど。またこの時紹介された料理店の多くが既に閉店しております。
また漫画+エッセイなので島耕作シリーズの漫画の延長上で捉えるとちょっと厳しいかも。