「横山まさみち/太平記」
・出版社 講談社・全6巻(B6版)
・出版年 1990年
・入手度 普通
・掲載誌 -
・ジャンル 鎌倉時代~室町時代/日本史
・おすすめ度 ★★☆ それぞれの立場から描かれる太平記。
楠木正成 朝廷の権威回復を図る後醍醐天皇の要請を受けた楠木正成は、笠置の山で、赤坂の城で、天才的な戦略を用いて幕府軍を散々に打ちのめした。
足利尊氏 清和源氏の嫡流として生を享けながらも北条の風下に立つことをよしとせず自害した祖父の志をつぎ、天下取りに標準を合わせた尊氏は幕府打倒の兵を挙げる。
新田義貞 足利より上の立場にありながら、常にその下風に立たされてきた新田家。新田と足利の因縁の戦いがいま始まる!
本作は変則的な内容となっており1巻、2巻が楠木正成、3巻、4巻が足利尊氏、5巻、6巻が新田義貞が主人公として描かれ、主人公の視点で太平記が描かれます。
様々な出来事や合戦も立場がそれぞれの主人公の立場から描かれております。