「岡村賢二/激動 徳川家康」
・出版社 リイド社・全1巻
・出版年 2009年
・入手度 普通
・ジャンル 歴史
・おすすめ度 ★☆ 戦国武将列伝。
家康の生き方に大きな影響を与えることとなる三方ヶ原の戦いから、織田信長との確執、息子との死別、重臣の離反、豊臣秀吉との対立と和解、そして関ヶ原の戦いを経て天下人になるまでの道程を、独自の解釈で熱く激しく描く。
岡本賢二による家康短編集的な作品で、あらすじのあるとおり大きな影響を与えた戦いや出来事を中心に描かれております。
時系列に沿って収録されており、簡単に家康の事を知りたいという人向け。
三方ヶ原の戦いで惨敗する。
家康対秀吉 小牧・長久手の戦い
秀吉の死までが描かれ、関ヶ原の戦い~大阪冬・大阪夏の陣は描かれず・・・
自分の中の家康像は狸爺的な印象がなのですが、本作では聖人のような家康が描かれます。岡本賢二の絵も冴えわたっておりなかなか良いのですが、物足りなさを感じる作品かな。