「中村慶吾/格闘少女伝説 遥かなるリング」
・出版社 講談社・全4巻(B6版)
・出版年 1993年~1995年
・入手度 普通
・ジャンル プロレス/スポーツ 女子プロ
・おすすめ度 ★★☆ 個人的には+★。
幼い頃に見たリングの上で輝く女子プロレスラー達の姿に憧れ東京女子プロレスのオーディションを受ける高峰ユウ。
根性で合格したユウはさまざまな困難を乗り越え成長していく。
東京女子プロレスのオーディションに根性で合格した高峰ユウ。
デビューするも力のなさを実感し強くなるために練習に励むユウ。
ヒールからアイドルレスラーになり様々な経験を積む。
試合描写もよく見ごたえのある作品。
この頃(90年前後)の女子プロレスを見ていた人に絶賛おススメで、今は亡き全日本女子プロレスをモデル(実際に取材)に描かれております。
登場人物は架空の人物ですがそれぞれモデルがおり、このあたりも当時を知る人にはすぐに判りニヤリとしてしまうと思います。
この当時を知らない人にはただの女子プロレス漫画でしかないので読み手を選ぶ作品。
これからというところで作品は終了してしまい惜しいなあと思うばかりで、この先がもうちょい描かれていたらまた違った評価になったのでは?と思うばかり。
著者のこれ以外の作品を探してみたら高柳ヒデツとペンネームを変え「ぷろぶれむちゃいるど」を連載するも失踪(Wikiによる)・・・その後枕カカト名義で「踵の落書き」を発表しているとの事。