最近あまり取り上げておりませんが、好きな漫画家の一人。
好きな人はとことん好きだけどそうでない人にはどうでもいいという評価がはっきりと別れる漫画家じゃないかと思います。
寡作な漫画家なのですが作品は強烈な印象を受ける物が多い。
その一方で妙におちゃらけた作品(特に初期)も多い。
作品リスト(赤字は所持、もしくはあと少しでコンプ)。大体連載もしくは発売順。
雨森公平 先生です!
なるほどマイフレンド
脅しの報酬(短編集)
やる気のまんま
世間が許さんっ!
天晴れ、桜田!
うらめピ〜
夜明けの探検隊
乱入甲子園ファウル
少年の国
VRG
ばかップルズ
職業・AV監督
AV烈伝
由美香
魔法使いの弟子
強欲弁護士銭高守
弁護士のくず
弁護士のくず 第二審
刑事ゆがみ
作品数は多く見えますが長期連載だったのは「弁護士のくず」シリーズ(どちらも全10巻)だけでそれ以外は1巻~5巻で完結しております。
数年前に頑張って集めたのでコンプまであと少しで「うらめピ〜」はそれほどプレミアがついている訳ではないので早めに購入したいと思います。
初期作品は結構いいお値段になっており1冊でこのお値段!?な状態で、久々にチェックしたらビックリ状態でした。80年代の作品は普通の古本屋で探すのはちょっと難しいかも。
自分が購入した時も高かったのが「職業・AV監督」なのですが、これがただのAV業界を描いた作品ではなく異色AV監督物語で井浦秀夫ならではの切り口が面白い作品。
異色作と言えば「少年の国」もで宗教絡みで某事件を予見した作品として有名な1作。
著者で一番有名なのが「弁護士のくず」でテレビドラマ化されたのでそちらで見たという人も多いかも。TVドラマは見ておらずなので判りませんがコメディタッチの別物のようです。
漫画版は実際の事件をモチーフにかなりタブーにも触れた作品でおススメです。
抜けを購入しながら全作レビューしたいなあと思うのですが、物凄く濃密な作品が多いのが難点で、レビューの事を忘れて没頭して読んでしまうのが難点かも。