「長沢克泰/真田幸村」
・出版社 リイド社・全1巻（B6版）
・出版年 2012年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代
・おすすめ度 ★★☆ 幸村を知りたい人におススメ。
戦国時代の終わりを告げる最後の戦い「大坂の陣」。天下分け目の合戦「関ヶ原の戦い」で辛酸をなめながら、再度、徳川家康に楯突いた武将がいた。真田幸村。日本一の兵と言わしめた知略の武将・幸村の生涯を描く。
劇的、悲劇性からか、漫画の題材になることの多い真田幸村を描いた作品。本作は大阪冬の陣から始まり、上杉家での人質時代、第一次上田会戦、犬伏しの別れ～第二次上田会戦、九度山での蟄居、大阪夏の陣が描かれます。
真田幸村 劇画調の絵が良いです。
犬伏しの別れ～第二次上田会戦
最後は家康の首を取るために突進するが・・・
重要な事柄は全て収録。他の作品と差異は上杉家での人質時代が描かれていることで（逆に豊臣家での人質時代は描かれず）、上杉景勝、直江兼続が登場します。このあたりは大河ドラマの関係もあると思うのですがこの時代が描かれるのは珍しいです。
時代順には収録されておりませんが、幸村について知りたいという人にはおススメ作品。