「日坂水柯/めがねのひと」
・出版社 白泉社・全1巻(B6版)
・出版年 2008年
・入手度 普通
・ジャンル ラブロマンス
・おすすめ度 ★★☆ 短編集。
めがねをかけなければ見えなかったこと。めがねをはずさなければ分からなかったこと。ワタシとカレの距離が縮まる瞬間をキラキラの感性で描いた、めがね萌え必見の傑作集。かきおろしもいっぱい!めがね少女たちのスィート・ダイアリー。
「くちにするのは」、「あおられるひとたち」、「みているだけじゃわからない」、「重なる声」、「くもりレンズの。」、「ヨワリメクモリメ」、「もう、しません。」、「めがねのひと」、「 「波」の話」、「ゆらぎの人」を収録。
「あおられるひとたち」
眼鏡が物語のキーとなっているのですが、似たお話が多くなっております。
「みてるだけじゃわからない」
個人的に一番好きなのがこのお話で妙に生々しく生活感(現実感)のあるお話。
「ヨワリメクモリメ」
このお話も生々しく生活感(現実感)のあるお話。
「レンズのむこう」に続く二作目の短編集。2006年~2007年に発表した同人誌が元ネタで独特なタッチで描かれる眼鏡女子がこれでもかと描かれます。
前作と比べると絵のタッチの荒々しさがなくなり読みやすくなっております。このあたりは好みの問題ですが前作の方が好きという人も多いかも。