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楠みちはる/湾岸ミッドナイト

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「楠みちはる/湾岸ミッドナイト

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・出版社 講談社・全42巻(B6版)
・出版年 1990年~2008年
・入手度 普通
・ジャンル チューニング/車 ドラマ
・おすすめ度 ★★★★☆ 車漫画の金字塔作品。

解体所でスクラップ寸前のフェアレディS30Z。アキオが出会ったこの魔物は、オーナーを飲み込んできたという伝説を持つ、その名も悪魔のZだった。Zの魔性に導かれていくアキオは、湾岸の帝王・ブラックバードと対決することに。
熱き想いが、路面を焦がして疾走する。鉄の四輪に魅入られた、男たちの闘い。

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アキオは解体屋でスクラップ寸前だったS30型Zと出会う・・・・

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Zを修理し走り出すアキオ。このZは悪魔のZと呼ばれいわくつきの車だった・・・

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湾岸の怪鳥・ブラックバードと呼ばれるポルシェ・ターボを駆る島達也。

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コインの裏表のようなブラックバードと悪魔のZは常に競い合う。

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Zを追うR32の秋川 零奈。

基本的な登場人物はこの3人でほぼ最後まで全員が登場しつづけます。

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チューナーのオッサン達がいい味出しており、走るだけでなく人生を語るシーンも多い。

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クラッシュし燃えてしまうが、不死鳥の如く蘇るZ。

主人公・朝倉アキオが運転する悪魔のZ(初代フェアレディZ S30型)と、それを取り巻く人間模様と首都高において公道バトルが描かれます。自分たちが狂っていると自覚しながらも悪魔のZに挑み消えていく挑戦者の姿が描かれます。

「悪魔のZ復活編」(悪魔のZ編)→、「イシダ編」(悪魔のZ編並びにイシダ編)→「平本編」(とびっきりのGT-R編)→「マサキ編」(赤坂ストレート編)→「圭一郎編」(モンスターマシン編)→「黒木編」(R200CLUB編)→「エイジ編」(阪神高速環状編)→「城島編」(幻のFC編)→「友也編」(ガレージACE編)→「マコト編」(幻のF1タービン編)→「ユウジ編」(地上のゼロ編)→「荻島編」(FDマスター編)と、大まかに分類できます。

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個人的ベストは黒木編、その次は城島編。正直面白いと思う編とそうでない編との差が激しい気がします。作品は面白いのですが、たびたびつじつまが合わなくなるのはがちょっと残念。

主人公のアキオは連載の間永遠の19歳(高校三年生ダブリ)でしたが、漫画の中では時間が流れており連載当初のGTRはR32でしたが、作品が進むとR33、R34が登場します。

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この作品言葉がイイよなあと思うばかりで、単なる車漫画ではないです。もっともそれをいいと思うか思わないかは結構好みが分かれるところで、同時期に連載していた「頭文字D」との大きな違いの一つだと思います。

湾岸ミッドナイト C1ランナー」へと続きます。

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