「野部利雄/Monacoの空へ」
・出版社 集英社・全22巻(B6版) コンビニコミック
・出版年 1999年~2005年
・入手度 普通
・ジャンル ボクシング/スポーツ ラブコメ
・おすすめ度 ★★☆ ラブコメ&ボクシング。
早乙女もなこ・長身足長、明朗活発な16歳。沖田空・チビで生意気、そしてちょっぴり謎めいた転校生。沖田空が現れてから、もなこの調子は狂いっぱなし!おまけに空は父が経営する弱小ボクシングジムへ入門した早々、ボクシング部の連中から目を付けられてしまうが?
「のぞみウィッチィズ」の続編的な作品で前作に登場したキャラクターもゲストとして登場。
早乙女もなこ、父・早乙女一馬(元・ウエルター級チャンピオン、現・桜ノ台ジム会長)。
沖田空(父は元・元・ウエルター級チャンピオン・一条周作)。
桜ノ台ジムに入会。その後全日本アマチュアボクシング東京予選に参戦し強豪を撃破する空。
決勝で高校チャンプで同じ高校の上級生・芝草と対戦・・・
プロへ転向。父・一条周作を負かした早乙女一馬に挑戦する空だが・・・もなこに真実を話す空。
東日本の新人王決勝戦で最強の敵・カズ堀口と戦う。激戦を制したのは・・・このシリーズでは全日本新人王戦決勝までが描かれます。
前作の司馬遼太郎(作中では偽名の五利権太で登場)、のぞみ、福山優吾、エディ田所も登場。
お約束でちょっとHなシーンがあります。
個人的に気になったのはこの作品の前までのヒロインがスレンダーな美少女系だったのが、本作以降はムッチリなナイスバディのヒロインへと変わっております。
野部利雄の趣味が変わったのか、時世に合わせたのか判りませんがちょっと違和感がありましたが、これはこれでありかな。
作品自体は読みやすく前作・のぞみ♡ウィッチィズが好きだった人におススメ。ボクシング漫画としてはちょっと漫画チックな部分がありますが続きが気になるお話運びが良いです。
22巻の巻末に「特別読切・わたしの沖田くん」を収録。本編の沖田ではなく「わたしの沖田くん」の沖田が主人公の物語。
著者の作品はなぜか主人公の名前が使いまわされており、ややこしくなっております。
「Monacoの空へ2 ALAS~輝ける翼~」に続きます。