「北爪宏幸/C.D.A.若き彗星の肖像」
・出版社 角川書店・全14巻(B6版)
・出版年 2002年~2010年
・入手度 普通
・ジャンル ファースト~Z/ガンダム
・おすすめ度 ★★★★ ファーストとZを結ぶ作品。
シャア・アズナブルの謎とされてきたア・バオア・クー戦からZにいたるまでの、空白の7年間が描かれる。
ア・バオア・クーから脱出しアクシズに向かうシャアとミネバ。
アクシズで一人の少女と出会うシャア。マハラジャ・カーンの娘・ハマーン・カーン。
ニュータイプであるハマーンはNT専用機・シュネー・ヴァイスに搭乗。
アンディとリカルド、一年戦争を生き残ったベテランパイロットでシャアとは旧知の仲。
のちにアポリーとロベルトと名前を変えエウーゴに参加する二人。
アクシズで開発されていたMA・ゼロ・ジ・アールに搭乗するシャア。
シャアの搭乗機のゲルググは外宇宙用に改造されるメインMSとして使われる。
ジオン共和国(サイド3)に向け出発するシャア一行。
アムブロシアでジオング3号機(パーフェクトジオング)に搭乗。
この写真が撮られるシーンが描かれたりと後のZシリーズへと繋がるお話が多い。
アクシズへの帰還中に穏健派と強硬派の争いが起る。シャア達は穏健派として戦い勝利するも。マハラジャ・カーンが死去。その後ハマーンが摂政となるが・・・
地球圏へ到着し、クワトロ・バジーナ大尉となるシャア。
当時ZガンダムのTV版を見ていた時に一年戦争終結後の、空白の間に何があったのだろうか?と思っていた人は多かったんじゃないかと思います。そんな謎を解いてくれるのが本作で作品何にはなるほどなあと思う部分が多々ありファーストとZを補完する作品。
個人的にはハマーンのイメージがちょっと違うな?と思いますがそのあたりを含め楽しめる作品だと思います。またその後の作品(主にZ、ZZ)で活躍するキャラクターが多々登場しております。
漫画は全14巻ですが、公式ガイドブックに1話短編が収録されております。
現在連載中の「Ζガンダム Define」は本作の続編的な作品で、本作の設定を引き継ぎついでおり、合わせて読むとより楽しめる作品となっております。