「柳沢きみお/MISOJI」
・出版社 学研・全2巻(B6版)
・出版年 1993年~1994年
・入手度 普通
・ジャンル ドラマ
・おすすめ度 ★★ ファン向け。
山中三十路、石油会社の経理マン。もうすぐ三十歳、この変な名は父が三十の時に俺ができてのでつけられたらしい。
三十路は三十歳を目の前にして懊悩し続ける。ある日妻の貴子から離婚を切り出されるが・・・
主人公・山中三十路。三十歳を前に落ち着かない日々を過ごす。
妻・貴子とは上手くいっているように思えたが・・・離婚を切り出される。
重くのしかかる三十歳について考える三十路。
貴子との関係が悪化したこともあり、ギラギラと生きる事を決意する三十路。開き直って愛人を作り人生を楽しむ。
三十路は愛人と一緒いる時に貴子と不倫相手とニアミス。動揺する三十路は・・・
相変わらず男の我儘と侘しさを良く描かれており三十路という節目を前に落ち着かない主人公が描かれます。もっとも落ち着かなくてもやる事はちゃんとやっており、女子高生と女子大生の恋人(愛人?)がいたりと、これ以上何を望むのか?と思ったりしますが。
本作は古い方のMISOJIで、この作品は後にセルフリメイクされ「三十路」として連載されます。この蓋作品の違いについては「三十路」の紹介記事のほうで触れたいと思います。