「菊田洋之・森末慎二/ガンバ!Fly high」
・出版社 小学館・全34巻（新書版） コンビニコミック
・出版年 1994年～2000年
・入手度 普通
・ジャンル 体操/スポーツ オリンピック
・おすすめ度 ★★★★☆ 体操漫画なら本作。
未来のオリンピック金メダリストを目指して、平成学園男子体操部員となった駿も、めでたく高校一年生となった。同級生や先輩たち、戻ってきた元マネージャーのまり子と一緒に、再び夢に向かって走りはじめる。
中学生編に続き高校生～大学生（オリンピック）編。
高校生となった駿。仲間が揃った状態から高校生編が始まります。
序盤はアジア大会への出場選手を選ぶ全日本YG選手権大会が描かれ、駿は鉄棒で未発表のオリジナル技・トカチェフ前宙を決める。
アジア大会では鉄棒のみの予定が6種目協議する事となる。痛めた足で鞍馬に挑むも途中で倒れ込んでしまうが・・・根性で着地を決める。
アジア大会は準優勝。
アジア大会以降は一気に時間が進み、駿は3年生。先輩はそれぞれの道を進む。
五輪に向けて動き出す駿。
オリンピックの最終選考会での真田、内田、藤巻の元平成学園体操部の熱い戦い。この後のオリンピックよりも盛り上がり面白いです。
オリンピック出場を決める駿だが二人の気持ちを考えてしまう・・・
シドニーオリンピックに出場する駿。金メダル獲得となるのか？
全34巻と読み応えたっぷりの作品。後半の選考会～オリンピックは手に汗握る展開の連続で続きが気になり一気に読み進める作品。
体操漫画は他にも存在するのですが他の作品とは違いリアルさがあります。このあたりは原作が元金メダリストの森末慎二というのが大きいのだと思います。
一部現実にはない技がありますが、漫画としては面白く特に後半大きく盛り上がります。
駿の成長や友情、努力、兆戦が描かれ少年漫画として良作品でおススメです。