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CD売却の想い出・・・

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なんだかなこのタイトルなのですが、購入ではなく売却のお話。

CDを購入し始めたのは1985年でした。この時に買ったCDプレイヤーは街の電気屋さんに注文して購入。値段も結構して7万円ぐらいだったような記憶があります。
一番最初に買ったのは「ポール・ヤング/シークレット・オヴ・アソシエーション」で3200円でした。当時まだ中学生だったこともあり月に1枚買ったら何もできないなんて時代でした。

この頃は売るという事が判ってない時期で、ひたすら買っては棚にしまい込む日々。以前にも書いたのですが今よりも音楽に対して真摯に接し、熱意をもって聞いていた時期で、今と比べると大違いな時期でした。

10代のうちは中古を買う事もなく必然的に売る事もなく過ごしていたのですが、このあたりから洋楽CDの廉価版ブームが始まり、3200円と高価だったCDが2千円以下で発売され始めました。

またこの頃は消費税導入前でCDには物品税が掛けられておりました。消費税が導入され値下がり(消費税3%より物品税のがはるかに高かった!)し3200円のCDが200円弱(金額は覚えておらず)安くなり、この効果も大きかった記憶があります。

そんな事も有り20代前半はひたすら買い続けておりました。そしてこの頃から中古CD(古本屋含む)の存在を知り中古も購入するようになったのですが、90年代初頭はまだまだ中古CDも高く定価の半値ぐらいは当たり前だった時期でした。CDは高値安定的な商品だと(自分の中で)思っておりました。

最初に売ったのはいつだったのだろうか?というのを思いだそうとして思い出せずなのですが、たぶん地元の古本屋(兼中古レコード&ビデオレンタル)で、売ったらボッタくられたような記憶が残っており、これに懲りて暫くは売却しなかったような記憶があります。

次が問題で、当時FMステーションを愛読していたのですが、この雑誌に広告を出していた店舗(名前を失念&現在は廃業)が、結構いい価格で買取しており、○○は500円みたいな見本が出ておりました。
この価格が地元の中古店では考えられないような高価買取で詐欺なんじゃないかと思うくらいだったのですが、実際に売ると確かにその値段で買取され50枚も売ると2万円近くになったりと今では考えられない値段でした。

この時期は今振り返っても自分自身がどうしょうもない時期で、お金がなくなると売却を繰り返してました。買う時は1枚1枚積み立ててきたのに売る時はごっそりなくなるだけで、今考えてもなんてアホな事を・・・と思うばかり。

この時に売却したのが500枚以上~1000枚ぐらいだと思うのですが、枚数が不明なのは地元の中古店で安く購入し転売もしていたからで、今にして思うとたかが数千円の利益の為に数日動き回ったりしてました。まあ時間だけはあった時期だからできた事ですが。

よく買って転売したのが当時大人気だった谷村有美の初回盤CDで、数十枚売却した記憶があります。またガンズの発禁ジャケットとかも数枚売却したのを覚えております。
これまた今では考えられないのですが、地元で中古CDが購入できる店舗が10店舗(ほとんどが古本屋)もあったのも大きかったです。

90年代も後半に入るとCDも行き渡り中古の値段が落ちてきたことと上記の高価買取していた店舗の買い取り価格が下がる&広告が掲載されなくなり(その後閉店)売る場所が無くなったのと、私生活が変化し売却がストップしたのですが・・・

手持ちのCDのうち邦楽はそこそこでしたが、10代から積み上げてきた洋楽CDはボロボロの壊滅状態で、残っていたのはよっぽど売りたくなかった物が極僅かと買取が安くて売らなかった物だけが残っているだけという燦々たる状況でした。

ここからまたゆっくりと復活&回復していくのですが、それについてはまたいずれ別の機会にしたいと思います。

爆買いしている中古CDですが、未だにこの時に売却したCDを買い直しており、今回もケイト・ブッシュのCDもこれにあたり、500円か800円ぐらいで当時売却・・・20年経った今ようやく買い直しというなんだかなあ・・・

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