「柳沢きみお/特命係長只野仁 ファイナルぶんか社コンビニ版」
・出版社 ぶんか社・続10巻(コンビニコミック)
・出版年 2013年~
・入手度 普通
・ジャンル ドラマ アウトロー
・おすすめ度 ★★☆ サラリーマンには+☆。
電王堂総務2課の窓際係長・只野仁。普段はさえないダメ社員だが、実は彼には電王堂・会長の命令のもと、社内外のトラブルを秘密裏に解決へと導く特命係長というもうひとつの顔があった!
「柳沢きみお/特命係長 只野仁 ファイナル Bbmfマガジンコンビニ版」続編。出版元がBbmfマガジンからぶんか社に戻りコンビニコミックのみで発売されます。
このぶんか社版は400ページ前後と分厚く読み応えのあるシリーズとなっております。
15巻「ダンディーの愛人編」、16巻「ストーカー疑惑編」、17巻「消えたエリート部長編」、18巻「逃亡者編」、19巻「ヘビのような男」、20巻「天国からの電話編」、21巻「モテ過ぎる男編」、22巻「悪い女編」、23巻「殺意編」、24巻「清純アイドル編」(2016年5月現在)(注・巻数表記はなく便宜上発刊順に割り振りしてあります)。
黒川会長の特命を受ける只野。
社内、社外の金と女のトラブルだけでなくこんな特命が・・・
作中では微妙な時間経過があり20代だった坪内も31歳に・・・
特命を受け会長室から去る際に悪ふざけをするのがすっかり定番となる。秘書室の足立が只野に興味を持ち始める。
只野が気になる山吹と足立は仲良くなり、只野が特命社員ではないかと疑い始める。
入江は鬱になり症状がひどくなっていくが・・・
髭をはやしロンゲとなりキリスト風になったり、スキンヘッドになったり・・・
新水はフリーとなりCMにも登場。只野との関係は相変わらず。
このシリーズには「ルーキー編」のキャラクターも登場。かつての上司・丸山課長のお店にはちょくちょく顔を出す佐川と只野。
只野の新人時代の先生だった秋葉直美の姪が登場。これからどうなる?という所で行方がわからなくなり(現在の所)以降登場せず。
食事シーンが増えておりちょっとグルメ漫画化しております。
基本的な設定は変わらないまま16年以上連載しておりマンネリ化は否めず。もっともこの作品の購読層にとって目新しい展開を求めているとも思えずで、金太郎飴のようにいつも変わらず、どこから読んでもOKなのが一番いいのではないかと思います。
今後もルーキー編(月刊ヤングマガジンで連載)と絡んでいくと思われ、ファンには是非ルーキー編もおススメです。