「中島徳博/バイオレンス特急」
・出版社 集英社・全5巻(新書版) 全3巻(B6版)
・出版年 1979年~1980年
・入手度 普通
・ジャンル アクション 刑事物
・おすすめ度 ★★☆ B級テイストがよい作品。
警視庁の刑事部には正規の部署のほかに、特捜0(ゼロ)課というものが存在する・・・そこは警視庁の番外地と呼べる部署である!
やさぐれ刑事を集めた特捜0課。
事件を解決するためにはどんなことでもやる彼らにつけられた名前がバイオレンス特急。
伊達琢磨と徳丸菊千代の二人が悪を討つ。
愛車はバイオレンス・ポリス・ギャラクシー号鉄球を打ちだしたり、マシンガンを装備。
途中からニューバイオレンス号が登場。
B級映画のようなぶっ飛んだ刑事アクション漫画。今の時代だと完全にアウトな暴力(バイオレンス)が描かれます。
時代が違うなあと思うばかりで70年代後半~80年代には殺伐とした雰囲気のバイオレンス漫画が多く、今の目でみるとちょっと引いてしまうぐらいの暴力シーンが描かれてました。
平松伸二のドーベルマン刑事に近い作品。ちなみに平松伸二は中島徳博のアシスタントだったそうです。師匠が描くバイオレンス特急と弟子のドーベルマン刑事と読み比べてみると面白いかも。
5巻巻末に読み切り「マウンドの反逆児」を収録。