「吉田忠/藤子不二雄物語 ハムサラダくん」
・出版社 小学館・全2巻(新書) マガジン・ファイブ・全2巻(B6版) 松文館・全1巻(A5版)
・出版年 1979年~1980年 2007年 2010年
・入手度 普通~難(版による)
・ジャンル ドラマ 漫画
・おすすめ度 ★★★ まんが道の低年齢層向け版。
小学生の頃、藤本弘(ハムくん)のいるクラスに転校してきたのが、安孫子素雄(サラダくん)だった。まんが好きだった二人はすぐに意気投合し、一緒に漫画家を目指す約束をする。藤子不二雄をモデルに、まんが道一直線のハムサラダくんを描く、伝説の人気まんが。
小学生の時に読んだっきりの作品ですっかり存在を忘れていた作品でした。藤子不二雄の「まんが道」をアシスタントだった吉田忠が低年齢層向けに描いた作品。
自分は「まんが道」よりも先にこの作品を読んだので、さほど違和感がないのですが、逆パターンはちょっと厳しいかなと思うのですが、ネットで見るとまさにその通りな結果が出てきました。
正直比べるのは無理があるけど、同じ題材なのでどうしても比べるだろうけど・・・低年齢層向けなのでお話とギャグが判りやすいのは仕方ないと思います。
ハムくんとサラダくん
トキワ荘も描かれております。
判りやすい絵はまさに子供向けで、このコマとか覚えておりました。
長らく絶版だったようですが、2007年に完全版(特別編を収録)として再販。2010年の松文館から再版されたものは当時刊行していた藤子・F・不二雄大全集の装丁を模しているとの事。
次は「まんが道」を読む予定で、かなり飛び飛びで読んだのですっかり記憶から抜け落ちているのと、愛しり編はまったくの未読なので順番にゆっくりと読みたいと思います。