「高梨みどり/銀座の番ねこ」
・出版社 講談社・全3巻(B6版)
・出版年 2005年~2006年
・入手度 普通
・ジャンル 酒/飲み物 ドラマ
・おすすめ度 ★★ 二人の女性バーテンダー。
一緒にお店をやろう。そんな男の甘い言葉に誘われた2人の女、人気キャバクラ嬢と天才バーテンダーは、新装開店数日前に自分たちがだまされた事にようやく気づいた。トラブルを続出させながら2人の悪戦苦闘の日々が始まる!
BAR、カクテル漫画で女性バーテンダーが主人公の珍しい作品が本作で、失敗を重ねながら成長していく二人の女性バーテンダーが描かれます。
雨宮翔子(アメショー)と三宅鈴(ミケ)は同じ男に騙され店で鉢合わせする。
素人のミケは銀座をイメージするカクテルでアメショーと大家さんが納得させることとなるが・・・
二人の銀座をイメージするカクテル。ミケはアメショーに認めてもらえるのか?
各種カクテルが登場し、ウンチクが語られます。
このあたりは定番のカクテルから珍しいものまで色々と登場するのですが、そのカクテルが登場するまでのドラマパートがイマイチなお話も多いのと、ウンチク過剰なのが気になります。
テコ入れなのか中盤からはミケがカクテルコンクールに参加し、オリジナルカクテルを試行錯誤しながら作る姿が描かれます・・・
酒やBARの漫画なのですが、ドラマ優先で、酒飲みが読むと微妙な温度差というかズレを感じると思います。
ちょっと酒漫画が読みたい人やドラマ優先な人向けの作品。