「中西やすひろ/愛DON’T恋」
・出版社 秋田書店・全12巻(B6版)
・出版年 1998年~2003年
・入手度 普通
・ジャンル ラブコメ
・おすすめ度 ★★ 中西作品の中ではイマイチ。
もしも、意中の人が妹になったら・・・西野守はヤリたい盛りの高校生。これだと思って好きになった亜美がなんと、突然、妹になっちゃった。うーん倫理と体は別モノ。2人の欲望は何処へ?
西野守はクラスメイトの前川亜美からママになるか妹になるのかどっちがいいのか?聞かれる。
守の父親は亜美と亜美の母親と付き合っていたが、亜美の母親と再婚することなり、守と亜美は血の繋がっていない兄妹となる。
ありがちな展開ですが、一つ屋根の下でくらす若い男女の物語が展開されます。
守の幼馴染・永沼美喜。妹のような存在だが、その存在が気になる守。
序盤は守、亜美、美喜の三角関係が描かれます。
守の心は亜美へと揺れ動くが・・・
中盤からは守の前に様々な女性が現れるのですが・・・亜美との関係が希薄になり良く判らない展開となり、色々と煮え切らないまま終了。
コメディよりドラマ側に振った作品でエッチなシーンはかなりハードなのですが・・・正直面白みに欠けるというか行き当たりばったりな展開が続く作品。
この連載の時は中西やすひろの健康状態が良くなかった時の作品との事で、その影響は絵よりもお話に出ており中西作品らしからぬ暗さを持った作品となっております。