「長沢克泰/鬼窪浩久/Fの閃光」
・出版社 集英社・全2巻
・出版年 1991年~1992年
・入手度 普通
・ジャンル 車 F1
・おすすめ度 ★★ 1991年シーズンのセナ。
原作・西村幸祐、漫画は長沢克泰、鬼窪浩久の二人による作品で、個人的には絵はいいけど、タバコロゴはNGとなっておりピンストライプで描かれているのがちょっと残念(タバコロゴ問題)。
お話は・・・正直セナが聖人の如く描かれその他ドライバーは雑魚扱い・・・そしてこのドライバーのキャラクターではない発言が多かったりとイマイチ。
判りやすさという面と少年漫画なのではこういうお話もありだと思いますが、本来のF1ファンからすると受け入れにくいのではないかと思います。
セナの1991年シーズンを追う形で全16戦がえがかれます。読んで見てこのシーズンを振り返ってみると、序盤の独走、母国での初勝利、ウイリアムズの追撃、鈴鹿でのチャンピョン獲得とべルガーに最後で勝利を譲るなどいろいろあったシーズンでした。
マシンなどは描写はかなりよいですが、タバコロゴだけは記載されておらず。ちゃんのマシンが描けていない漫画が多い中評価されてもいいポイントだと思います。
ウイリアムズ勢(マンセル、パトレーゼ)が悪役のような描かれかたが嫌だなあ・・・
個人的見解ですが、当時セナ様(そんなCMもあったなあ・・・)だった人には楽しめるのではないかと思います。F1を普通に見ている人には・・・かな。
この作品の前のジャンプのF1漫画「GPボーイ」と併せて読むと面白いかもしれません。