「新久千映/タカネの花」
・出版社 新潮社・全2巻(B6版)
・出版年 2007年~2008年
・入手度 普通
・ジャンル 職業 建物 ラブコメ
・おすすめ度 ★★ 監修・金森重樹。
安部依子・26歳、年収500万の彼女が背負った借金2億4千万円!不幸のどん底に転落した依子に救いの手を差し伸べたのは、彼女イナイ暦36年の幸田寛一郎・36歳。
彼が依子に語った3年で借金を完済する方法、それは、不動産投資!カネない女とモテない男が繰広げる不動産投資ラブコメディー。
あるきっかけでであった二人・安部依子と幸田寛一郎。依子の2億4千万の借金を返す方法として寛一郎が提案したのは・・・
不動産投資だった!本作は珍しい不動産投資の漫画で後半にはマンションを購入。
立地やリフォームをする事で、マンションを蘇らせ、賃料UPで投資の回収をします。
・・・当時読んでも今読んでも思う事は、自分には全く関係のない世界は興味を持つかまったく興味を持たないかの二択で、この作品はどちらかというと後者で、伏線が回収されないまま打ち切りの用に終了してしまいました。
寛一郎が依子の為に投資を教え、依子はモテない寛一郎に恋愛指南をするギブアンドテイクな関係だったのですが、後半はこれがすっかりなかったこと・・・
「ワカコ酒」の新久千映の初単行本が本作で、今とは違う絵柄で師匠・藤栄道彦の絵柄に似ております。当時「コンシェルジュ」が好きで読んでおり、その流れで本作も読んで、それっきりでしたが、「ワカコ酒」での大ブレイクがあったのですが、暫くはこの作品と繋がらずでした・・・
1巻巻末に師匠・藤栄道彦の4コマ漫画が掲載されています。
10年近く前というのもあるのですが、当時さほど刷らなかったのか今ではめっきり見かけることがない作品となっており入手が難しくなっているのでファンは見かけたら即GETの作品。