「日暮キノコ/モンクロチョウ」
・出版社 講談社・全3巻(B6版)
・出版年 2013年
・入手度 普通
・ジャンル ラブコメ
・おすすめ度 ★★ リア充もどきの青春地獄。
岡部正也・17歳。通っているのは他校の女子にモテモテな「チャラ高」。日々カラオケ、合コンと遊びまくり。見た目も悪くないので、超幸せな高校生活を送れるはずが・・・・
激しい劣等感に襲われまくれ、日常で弛まずもがく! 欲と妬みと葛藤かき混ぜ、リア充もどきの青春地獄スタート、読めば痛くなります。
「日暮キノコ/喰う寝るふたり、住むふたり」と同時期に連載されていた作品。本作は痛い男子高校生が主人公の青春漫画なのですが、喰う寝ると比べると読み手を選びそうな作品。
主人公・岡部正也・17歳
合コンで高田リサと出会うが・・・
腐れ縁の幼馴染の桃子。
岡部正也の同級生・新堂と桃子に遭遇してしまい気まずさからスルーしてしまうが・・・
突然衝撃の告白をする正也・・・とにかく痛い姿が描かれます。
様々な葛藤が描かれる青春物語。
久しぶりに会った桃子は痩せて綺麗になり周りも驚くが・・・
痛い青春漫画なのですが、読み進んでいくと序盤の痛さが徐々に成長に変わっていきます。ネタバレすると面白くない作品なので要所要所ボカして紹介してみました。
正直序盤は「喰う寝る」との作風の違いに戸惑いましたが、最後まで読むとちゃんと淡い爽快感があるのは日暮キノコならではだと思います。