「立澤克美・大原利雄/風呂人」
・出版社 講談社・全1巻(B6版)
・出版年 2008年
・入手度 普通
・ジャンル 温泉・銭湯 紀行
・おすすめ度 ★★ 究極の温泉!。
ある日、フリーライター・小原が編集長に命じられたのは、究極の温泉全国地図作製。小原が、体を張って温泉の効能を証明するという、鬼のような企画であった。
まがいものの温泉がまかりとおる現代に警鐘を鳴らすため、小原の闘いが始まる!
人里離れた山奥に存在する究極の温泉が紹介される作品で、温泉に入るまでの過程もさることながら、硫化水素ガス対策としてガスマスクを着用して入るという、サバイバルな温泉漫画。
フリーライター・小原は一人で現地まで行き、究極の温泉に入る・・・文字にすると1行ですが、人里離れた山奥から道なき道をGPSを頼りに歩き・・・
究極の温泉に入る。第一回は鬼ヶ城火口の湯。ガスマスク着用で入湯する主人公・・・
日本全国あちこちの究極の温泉に入ります。
ネタとしては面白いと思うのですが、漫画だとイマイチ面白さが伝わらずな所が残念。もう一つ付け加えるとこれを共感できる人はごくごく一部の人だけで、一般の人にはちょっと・・・なネタ。
そんな事もあり終盤には女性アシスタントが出てきたりしますが、7回で終了。
人工温泉が増えた今の世の中に対するアンチテーゼと書くと大袈裟ですが、街中にある循環式の温泉とは違う自然の温泉が描かれます。
ネタ的には面白いのだけど、面白さがイマイチ伝わらなかった作品。