あだち充/MIX
・出版社 小学館・続8巻 (新書版)
・出版年 2012年~
・ジャンル 野球/スポーツ ラブコメ
・一言 タッチ精神的続編。
舞台は明青学園。上杉兄弟の伝説から26年、今、再び運命の兄弟が明青学園の扉を開く。あだち充が描く大型青春野球ストーリー。
「あだち充/タッチ」の続編的な作品。今現在タッチに登場しMIXにも登場しているのは勢南の西村のみなので、タッチを読んでない人がいきなり読んでも問題なく読める作品。
今回は義理の兄弟(立花投馬と立花走一郎)がバッテリー。定番の太っちょキャッチャーがいないのがちょと寂しいかも。
あだち作品なのでこんなサービスカットも・・・どこかで見たシーンだなあ。
妹・音美と監督の娘・春夏と立花兄弟の色恋の行方は・・・あんまり書かれておりません。
当時タッチで育った世代にはストライクな作品なのですが、掲載誌が月刊誌という事もありいささか進みが遅く8巻時で夏の甲子園の地区予選が描かれております。
雑誌で読んでいるとさほどだけど、単行本で一気に読むと面白く感じるのはなぜなんだろう?まだまだ先が長そうな作品。
出版社的にはタッチ続編的な書き方をしておりますが、実際は26年後を舞台にした完全新作で所々に懐かしいネタがオマージュのように散りばめられております。
正直40歳過ぎの朝倉南を見たいか?といえば微妙だし、克也とのその後とかをはっきりした形でつきつけられてもなあと思うのですがこの先どうなるのだろうか?