「池上遼一・武論尊/六文銭ロック」
・出版社 小学館・全4巻(B6版)
・出版年 2014年~2015年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史
・おすすめ度 ★☆ 異色幸村伝。
疾走する六文銭魂・・・真田幸村の戦国青春記。史上最強の武将と呼ばれた真田幸村。織田信長は世界の広さを、明智光秀は信長の偉大さを、羽柴秀吉はオンナの味を・・・彼らは幸村に、かけがえのない青春を教えた!
作風的には「本宮ひろ志/夢幻の如く」に近く史実ベースではなく幸村を使った使い青春活劇的な作品。舞台も日本ではなくタイやポルトガルで暴れまわります。
若き日の幸村(信繁)
家康と対立し、生涯の敵と認識するが・・・
本能寺の変で織田信長が自刃。この後は海外に渡る。
タイで戦う幸村。
ポルトガルには何故か伊達政宗がいて無二の親友となるが・・・
最後は日本に戻り大坂の陣での決戦となり幸村は家康を・・・
かなりはしょっておりますが、こんな感じの異色幸村伝。こういう作品が好きという人もいると思うのですが、ここまで脚色が強いと歴史漫画ファンには受け入れずいかもで、個人的にはイマイチ。
正直漫画界の巨匠二人で描いた作品とは思えず・・・何故なのかは判りませんが幸村が主人公の漫画は異色作が多すぎで、本作もそんな中の1冊だと思います。