「土山しげる・佐々木守/武田信玄」
・出版社 光文社・全1巻（A5版）
・出版年 1988年
・入手度 やや難
・ジャンル 戦国時代/歴史
・おすすめ度 ★★ 入門向け。
戦国の世に、智と武に優れ、甲斐の虎として諸大名に恐れられていた男・武田信玄。戦国武将の夢と栄光と挫折を描いた作品。
土山しげる版武田信玄。父・信虎を追放し武田の領主なり、各戦いを経て上洛途中の死、その後の長篠の戦い、甲斐・武田の滅亡までが描かれます。
父・信虎を駿河に追放する晴信（後の信玄） 序盤の家督相続までは丁寧に描かれております。
宿命のライバル上杉謙信との戦いが得我れます（第四次川中島会戦）。
婚姻関係などによる同盟が描かれ、序盤の甲駿相の同盟、織田との同盟、本願寺との同盟が描かれます。
三方ヶ原の戦い 家康を完膚なきまで打ちのめすが・・・
上洛途中での信玄の死が描かれます。
信玄の死後の時代も描かれ、勝頼が家督を相続し、長篠の戦での敗戦、その後の織田信長による甲斐侵攻、天目山での自刃までが描かれます。
1冊で判りやすく描かれておりおススメなのですが、だいぶ古い作品で入手が難しいのが難点。