「横山まさみち/マンガ武田勝頼」
・出版社 大陸書房・全1巻(A5版) リイド社・全1巻(コンビニ本)
・出版年 1988年
・入手度 やや難
・ジャンル 戦国時代/歴史
・おすすめ度 ★★☆ 戦国風林火山。
父:武田信玄によって武田勝頼は初陣を任されることとなった。山本勘介に学んだことを生かして武田勝頼が考えた作戦とは一体?勝頼は初陣を無事勝利に導くことができるのか?
「横山まさみち/風林火山・武田信玄」の続編的な作品。
武田勝頼 物語は箕輪城攻めの頃から描かれます。
勝頼の生い立ちも描かれます。本来は武田家を継ぐ立場でなかった為、武田家の通字・信ではなく諏訪家の通字・頼がつけられた庶子。
信玄の後継者だった長男・義信が自刃し勝頼に武田家の後継者としての地位が回ってきたが、勝頼の子供(信玄の孫)・勝信が16歳になるまでの陣代としての立場であった。
武田家の家臣団。御親類衆、武将、勝頼の側近。
巨星堕つ・・・信玄の死
父・信玄も落とせなかった高天神城を落城させる。戦えば勝つ無敵武田軍が描かれます。
長篠の戦い 信長VS勝頼の戦いで武田家は数多くの歴戦の武将を失ってしまい、武田家滅亡の序曲となってしまった・・・
信長の甲斐侵攻に際し、次々と裏切る御親類衆や武将・・・追いつめられた勝頼は・・・
天目山にて散る。
判りやすく描かれております。「横山光輝・新田次郎/武田勝頼」もいい出来でしたが、お手軽に知りたい人には本作の方がおススメです。
上泉 信綱も序盤に登場します。
本作は紙媒体はちょっと入手が難しいのが難点ですが電子出版版がでております。