「福本伸行/賭博破戒録カイジ」
・出版社 講談社・全13巻（B6版） コンビニコミック有
・出版年 2000年～2004年
・入手度 容易
・ジャンル ギャンブル ドラマ
・おすすめ度 ★★★☆ カイジシリーズ第二弾。
気が付けばオレは地の獄。どこかわからぬ地中の底の底、亡者巣喰う強制労働施設にいた・・・世の中は利用する側とされる側・・・の2種類しかいないのだ・・・問題はその当たり前にいつ気が付くかだ・・・
「福本伸行/賭博黙示録カイジ」続編。
借金返済の為帝愛の地下施設で働かされるカイジ・・・
地の獄で15年間の労働をしなければならないカイジはここからの脱出を目指す。
地下施設の通貨ペリカ。
ペリカを増やすためにカイジは地下ギャンブル・チンチロリンに挑むカイジだが・・・大敗・・・
班長のイカサマに気が付いたカイジは底辺の45組の力を合わせ反撃に出る。
一時的に地上に舞い戻ったカイジは帝愛のカジノでパチンコ沼に出会う。
1玉4000円の1000倍台のパチンコ。出れば一撃5億の一発台。
この3つの関門を突破し大当たりをさせるために知恵を絞るカイジ。
カイジは大当たりさせることができるか？
賭博破戒録編はチンチロリンと沼パチンコですがどちらも勝つ（攻略）ための推理が見どころで、知恵を絞り勝利のロジックを積み立てるカイジが描かれます。
帝愛の地下施設はいかにも漫画的で面白くあるのですが、この施設のみで使える通貨・ペリカが出てくるところが福本作品だなあと思うばかりです。
沼パチンコは昔あった一発台を打ったことある人ならば面白さが伝わると思うのですが、今のパチンコしか知らない人には得体のしれないパチンコ台かな？
名シーン、名言ではないですが本作も面白いコマがたくさんあります。
次は「福本伸行/賭博堕天録カイジ」へと続きます。