「押切蓮介/ピコピコ少年」
・出版社 太田出版・全1巻(B6版)
・出版年 2009年
・入手度 普通
・ジャンル ゲーム ドラマ 漫画家
・おすすめ度 ★★☆+@ この頃少年だった人におススメ♪。
あの頃ゲームがなければ、死んでいたかもしれない。今だから語れる、自伝的ゲーム青春グラフィティ!すべて実話です!!
押切蓮介の幼少時代の想い出が描かれた甘く切ない物語・・・ではなく、ゲームに明け暮れるお馬鹿な日々が描かれており駄菓子屋、ファミコン、ゲーセン、秘密基地、FFV、PCエンジン、のキーワードでピンとくる人におススメな作品。
「初恋少年」 ファミコン中毒のきっかけが描かれます。ファミコンで人生が変わってしまった・・・というのは大袈裟でなくゲームにハマる入口がファミコンだった人は多いと思います。
「PCエンジン少年」 この頃は色々なゲーム機が発売されておりました。NECから発売されていたPCエンジンを当時遊んでいた人はコアなゲーマーだと思います。
「駄菓子屋少年」 今はめっきり見かけることがなくなってしまった駄菓子屋・・・ゲーム&お菓子で子供の欲望を刺激する場所でした。この話が一番懐かしく面白い!
「バイオレンス少年」 当時はまさにこんな時代でした。今の明るく健全なアミューズメントではなく。暗く危ない場所=ゲーセンでした。
「癇癪少年」 ゲームで癇癪・・・ならばやらなければいいのになお話ですが、↑のゲーセン話と同様に昔はこんな感じでしたね。
その他にも秘密基地を作ったり、声優のイベントに行ったり、ゲームを求めて彷徨ったりするお話が多数収録されております。
この漫画を面白いと思う人は30代以上の男性で子供の頃に勉強なんぞほったらかして遊びほうけてでいた人だと思いますが、妙に幼少期の想い出を刺激する作品です。
「押切蓮介/ピコピコ少年 TURBO」へ続きます。