「池田邦彦/でんしゃ通り一丁目」
・出版社 日本文芸社・全2巻(B6版・完結表記なし)
・出版年 2014年~2015年
・入手度 容易
・ジャンル 鉄道
・おすすめ度 ★★☆ 昭和30年代の東京。
舞台は昭和30年台の東京。福島から上京してきたノンコと、都電の車掌・マサヨシの心暖まる交流。そして当時の風景・・・都電と昭和をテーマに描く、叙情ショートシリーズ!
「池田邦彦/カレチ」が有名ですが、本作は昭和30年代の都電が舞台。
福島から上京してきた田口則子は都電の車掌・野村正義と出会う。昭和30年代の東京を舞台に物語が進みます。
この作品で一番いいのはレトロで哀愁漂う建物などの背景画。池田邦彦タッチの絵が良いです。1巻には昭和30年代東京名所遊覧のページがあり、これは見ているだけで楽しいページ。
この時代の様々な都電や電車が登場します。都電を軍艦にみたてたお話。
上野モノレールも登場。何回か乗ったのを思い出しました♪
完結表記はないですが、著者のコメントでネタはあるけど一区切りだそうです。