「虎哉孝征/カラミティヘッド」
・出版社 講談社・全2巻(B6版)
・出版年 2010年
・入手度 普通
・ジャンル SF/ファンタジー オカルト
・おすすめ度 ★★ 読み手を選ぶ作品。
西暦2036年、北アイルランドは英国の勢力下を離れ独立しようとしていた。考古学学徒にして刑事であるレーチェル・ブラックは大学准教授霧島八重子から謎めいたメッセージを託される。
だがその直後八重子は首無し死体として発見された。それは古代と未来の間をつなぐ、大いなる事件の始まりだった・・・
レーチェル・ブラックは大学准教授霧島八重子からメッセージを託される。
ミステリーっぽいお話運びなのですが、ケルト神話がベースとなっておりオカルトな作品。
首だけとなるが生き続ける八重子はレーチェルと共に追ってから逃げ、秘密の真相に迫るが・・・
本作はオカルトでありながらもSFテイストが強く、後にガンダム漫画を描く著者の画力の高さが際立ちます。
序盤にはSFチックな航空巡洋艦が登場。ある面これって出オチなのかも・・・
最後最後でオチというかえ?と目を疑いたくなるよな展開に・・・これは読んだ人だけが判る壮絶な最後が描かれます。