「東本昌平/SS」
・出版社 小学館・全9巻 コンビニコミック有
・出版年 2000年~2003年
・入手度 普通
・ジャンル 車 ドラマ
・おすすめ度 ★★☆ 東本ファンには+★。
整備工場の修理工として平穏な日常を送るダイブツ。不景気で給料が遅れがちだが、まずは無事に生活している。年末、妻の実家に帰省したダイブツは、途中の峠で「走り屋」のマシン2台とすれ違う。ダイブツの心の中で、忘れたはずの何かが動き始める。
「走り屋」たちが集う峠や湾岸、首都高で、謎のマシンのうわさが立ち始める。ランエボ、GTRなど最新鋭のスポーツカーを次々と打ち破るそのマシンは・・・
東本昌平といえば「キリン」などのバイク漫画の印象が強かったのですが、本作は車漫画。ただし主人公がオッサンで乗る車が、三菱スタリオン4WDラリーというのが他の車漫画とは大きく違っており、主人公が過去を回想しながら物語が進んでいきます。
主人公・ダイブツ かつてはラリーに参戦。作中では(他の走り屋から)ジャッキーと呼ばれる。
スタリオン4WD
多数の車が登場。速いのはオッサンが運転する車。
連載当時はあまり面白いと思えなかった作品でしたが、今読むと自分自身も年を取り、この作品の良さが少しは判るようになった気がしました。
この作品の舞台が箱根ターンパイク(今はマツダターンパイク)ということもあり親近感の強い作品でした。
当時かなり売れた作品で今でも大手古本屋などで簡単に手に入る作品なので気になる方は、探してみてください。